白鳥の湖

【白鳥の湖】人気のバレエの演目の概要と見所1

『白鳥の湖』のあらすじ

序奏

美しいオデット姫が花を摘んでいるところに悪魔ロットバルトが現れ彼女を白鳥に変えてしまいました。

 

 

第一幕

ある国の王子ジークフリートが成人を祝う宴を開き、そこで王妃に明日の舞踏会で花嫁を選ぶよう告げられます。まだ結婚など考えたくない王子は、友人と共に狩りをしに湖へ向かいます。

 

 

第二幕

湖のほとりには白鳥がいました。白鳥たちに月のひかりが差し込むと、白鳥たちは美しい娘に姿を変えていきました。王子はその中でもひときわ美しいオデット姫に一目惚れをします。彼女たちは夜の間だけ人間の姿に戻ることができ、この呪いを解く唯一の方法は「まだ誰も愛したことのない男の人に心から愛され、愛の誓いをされること」でした。それを聞いた王子はオデットに明日の舞踏会に来るよう提案しました。

 

第三幕

舞踏会では様々な国の姫たちが集まり、そこにオデット姫に化けたロットバルトの娘オディールがやってきます。王子は彼女がオディールであることに気づかず永遠の愛を誓ってしまいました。ロットバルトとオディールは彼らをあざ笑い、王子は急いでオデット姫のもとへ向かいます。

 

第四幕1

白鳥たちのもとにオデット姫が戻り事実を告げ、彼女たちは悲しみます。そこへ王子がやってきてオデット姫への変わらぬ愛を誓いますが、ロットバルトはふたりを引き裂こうとします。王子は死闘の末ロットバルトに勝ちますが、ロットバルトを殺してしまい呪いは永遠に解けなくなりました。絶望した王子とオデット姫は湖に身を投げて死んでしまいます。

 

第四幕2

白鳥たちのもとにオデット姫が戻り事実を告げ、彼女たちは悲しみます。そこへ王子がやってきてオデット姫への変わらぬ愛を誓いますが、ロットバルトはふたりを引き裂こうとします。王子は死闘の末ロットバルトに勝ち呪いは解かれました。

 

白鳥の湖の見所

『白鳥の湖』は数あるバレエ作品のなかでも一番有名な存在で、クラシックバレエの象徴と言っても過言ではないでしょう。物語の最後はバッドエンド(悲劇)とハッピーエンドがあります。通常オデット姫とオディールは同じバレリーナが演じ、32回連続のフェッテなど高い技術・演技力・表現力・体力・スピードが要求されます。

 

物語の結末はハッピーエンドで終わるものと悲劇で終わるものがあると書きましたが、演出家によって少しずつ内容も違うので、色々と見比べてみると面白いですね。