アリーナ・コジョカル （Alina Cojocaru）
1981年5月27日生まれ ルーマニア出身 身長157cm
アリーナ・コジョカルはルーマニア出身のバレリーナで、小柄ながら技巧を凝らした単純明快な踊りで少女役から婦人役までこなす演技力の高さで評価を得ています。
ルーマニアの首都であるブカレストに生まれたアリーナは7歳で器械体操を始めましたが、怪我を理由に断念しバレエへ転身。習い始めてわずか数ヶ月後、9歳で旧ソ連のウクライナ共和国のキエフ・バレエ学校の特待生に選ばれ1997年のローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を獲得しています。
奨学金を得て英国ロイヤル・バレエ学校へ入学したアリーナは、在校半年で2年生に編入し周囲から一目置かれる存在でした。
キエフ・バレエ団からプリンシパルとしての誘いを受け、それを知ったロイヤル・バレエ団から最下級のアーティストとしての誘いを受け、悩んだ末にキエフへ戻り17歳の若さでプリンシパルを務めました。
1年後にロイヤル・バレエ団への移籍を決意し、コール・ド・バレエとして1999年に11月にアーティストの階級で正式に入団しました。それから3ヶ月後に当初予定のダンサーが怪我で欠場したことを理由に公演5日前に突然主役の代役を命ぜられ、一躍名を知られることとなりました。
初年度を終えファースト・ソリストに昇格、2001年には入団わずか1年5ヶ月の19歳という若さでプリンシパルへ昇格しました。
受賞
1997年 ローザンヌ国際バレエコンクール スカラシップ賞受賞
2004年 ブノワ賞受賞
レパートリー
『ドン・キホーテ』（キトリ）
『眠れる森の美女』（オーロラ姫）
『くるみ割り人形』（クララ）
『ロミオとジュリエット』（ジュリエット）
