パリ国立オペラ座

パリ国立オペラ座(Opera national de Paris)

「パリ国立オペラ座(Opera national de Paris)」はフランスを代表するバレエ・オペラの団体で、パリの「国立オペラ?バレエ劇団」の1994年以降の名前です。また、この団体を指して「オペラ座」と呼ぶこともあります。

 

はじまりはブルボン朝時代の1669年に開催された「音楽アカデミー(Academie de musique)」で、作詩人であるピエール・ペランが設立を請願し、財務総監であるコルベールの仲立ちによってルイ14世に認められ設立されました。

 

太陽王と呼ばれたルイ14世はバレエ愛好家としても有名ですが、自らも舞台に立ちバレエを国際的な芸術として庇護していました。

 

1672年には「王立音楽アカデミー(Academie royale de musique)」と名を変え、その後も「王立」や「帝国立」を冠したこともあり、単に「オペラ」と呼んだときもあるそうです。

 

オペラ・バスティーユ(L'Opera de la Bastille)が開場して以降、1989年には「パリ・オペラ劇場協会(Association des Theatres de l'Opera de Paris)」と名を変え、1994年以降は現在と同じ「パリ国立オペラ(Opera national de Paris)」と呼ばれるようになりました。

 

古典から現代作品までの幅広いレパートリーを誇るパリ国立オペラ座は、誕生から常にバレエ界をリードする存在でした。

 

19世紀に爆発的な大ブームを巻き起こしたロマンティック・バレエが生み出されたのもパリ国立オペラ座でした。

 

20世紀後半にはローラン・プティをはじめとする革新的なバレエ振付師を起用し、コンテンポラリー・ダンスと呼ばれる型にはまらない新しい作品をいち早く取り入れました。

 

300余年前の発足時から、多くのオペラとバレエを舞台にかけ、様々な指揮者・舞踊家・演奏家・歌手・管弦楽団・歌劇団・バレエ団などを広く招き、世界的な歌劇団として常にバレエ芸術の領域を拡大してきたバレエ団、それがパリ国立オペラ座です。